Japanese
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教育講座
リハビリテーション科医としての障がい者スポーツドクターと産業医活動
Health and Medical Managements of Physiatrists in Athletes and Employee with Impairments
田島 文博
1,2
,
佐伯 覚
3
,
大川 裕行
4
,
指宿 立
5
Fumihiro Tajima
1,2
,
Satoru Saeki
3
,
Hiroyuki Okawa
4
,
Tatsuru Ibusuki
5
1和歌山県立医科大学リハビリテーション医学講座
2ソニー・太陽産業医
3産業医科大学医学部リハビリテーション医学講座
4西九州大学リハビリテーション学部
5和歌山県立医科大学みらい医療推進センター
キーワード:
脊髄損傷
,
運動
,
循環調節
,
健康診断
,
褥瘡
Keyword:
脊髄損傷
,
運動
,
循環調節
,
健康診断
,
褥瘡
pp.160-166
発行日 2020年2月18日
Published Date 2020/2/18
- 販売していません
- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
はじめに
1964年に開催された東京パラリンピック開催に尽力した中村 裕先生は,大分県にある社会福祉法人太陽の家を開設した.オムロン,ホンダ,ソニーなどに働きかけ,障がい者雇用を推進するための会社設立に努力した.その志を引き継いだ中村太郎先生が協力した1つがソニー・太陽である.私は産業医科大学卒業なため,社会に産業医としての貢献が義務であることもあり,そこの産業医を23年勤めてきた.また,日本障がい者スポーツ協会の医学委員も25年ほど務めている.障がい者スポーツと就労は非常に似た側面があり,両者を通じて学んだことはリハビリテーション科医として有益なことばかりであった.それらの一部をご紹介したい.
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