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特集 より安全なスポーツ復帰をめざすリハビリテーション診断・治療
4 Sahrmann Core Stability Testを用いて評価した発育期腰椎分離症保存治療における体幹運動制御能力の向上
Improvement of Trunk Motor Control Ability Using Sahrmann Core Stability Test during Conservative Therapy for Adolescent Lumbar Spondylolysis
辰村 正紀
1,2
,
芋生 祥之
1,3
,
金岡 恒治
4
Masaki Tatsumura
1,2
,
Yoshiyuki Imoo
1,3
,
Koji Kaneoka
4
1筑波大学附属病院水戸地域医療教育センター
2茨城県厚生連総合病院水戸協同病院整形外科
3茨城県厚生連総合病院水戸協同病院リハビリテーション部
4早稲田大学スポーツ科学学術院
キーワード:
Sahrmann Core Stability Test
,
腰椎分離症
,
体幹運動制御能力
,
理学療法
,
骨癒合
Keyword:
Sahrmann Core Stability Test
,
腰椎分離症
,
体幹運動制御能力
,
理学療法
,
骨癒合
pp.771-777
発行日 2019年10月18日
Published Date 2019/10/18
- 販売していません
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- 参考文献 Reference
要旨 発育期腰椎分離症に対する保存療法は運動休止を要するため,身体機能の低下,モチベーションの低下が懸念事項となる.本研究では,腰椎分離症の保存療法中の運動制御の評価法としてSahrmann Core Stability Testを用いた.理学療法介入前に比べ,介入後は有意にSahrmann Core Stability TestのLevelは向上した.Sahrmann Core Stability Testによる評価は治療初期の運動制御能力の評価,段階的に強度を増す腰椎分離症の訓練の進達度の評価,競技復帰後の運動制御能力の状態の評価,選手のモチベーションの維持など多様な可能性を秘めている.
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