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特集 パーキンソン病
8 パーキンソン病の在宅医療
Home Medical Care for Parkinson's Disease
織茂 智之
1,2
,
嶋田 聖子
2
,
吾妻 玲欧
1,2
,
服部 亮
1,2
Satoshi Orimo
1,2
,
Seiko Shimada
2
,
Reo Azuma
1,2
,
Ryo Hattori
1,2
1関東中央病院神経内科
2岡本メモリクリニック
キーワード:
在宅療養期
,
訪問診療
,
運動合併症
,
運動症状
,
非運動症状
Keyword:
在宅療養期
,
訪問診療
,
運動合併症
,
運動症状
,
非運動症状
pp.213-217
発行日 2019年3月18日
Published Date 2019/3/18
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
要旨 近年高齢発症のパーキンソン病(PD)患者が増加してきており,したがって今後在宅療養が必要なPD患者がますます増加することが予想される.これまで,在宅療養期のPD患者の診療は主に非脳神経内科医に委ねていたが,訪問診療医は抗PD薬をほとんど変えず,そのために病状が悪化してしまうことをしばしば経験してきた.そこで,地域のクリニックと連携し,在宅療養期のPD患者の診療を脳神経内科医が行ったところ,経過中L-ドパ換算用量が増加し,運動症状の悪化は比較的抑制されることが明らかになった.
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