Japanese
English
臨床経験
短期集中リハビリテーションにより高次脳機能が改善したパーキンソン病患者の一例
Effects of short-term intensive rehabilitation on neuropsychological function in a patient with Parkinson's disease:A Case Report
佐久間 香那
1
,
橋本 圭司
1
,
小西 正浩
2
,
馬場 康彦
3
,
川手 伸行
1
,
市川 博雄
4
Kana Sakuma
1
,
Keiji Hashimoto
1
,
Masahiro Konichi
2
,
Yasuhiko Baba
3
,
Nobuyuki Kawate
1
,
Hiroo Ichikawa
4
1昭和大学医学部リハビリテーション医学講座
2昭和大学保健医療学部理学療法学科
3昭和大学藤が丘病院脳神経内科
4昭和大学藤が丘リハビリテーション病院脳神経内科
キーワード:
パーキンソン病
,
短期集中リハビリテーション
,
運動症状
,
非運動症状
,
高次脳機能
Keyword:
パーキンソン病
,
短期集中リハビリテーション
,
運動症状
,
非運動症状
,
高次脳機能
pp.394-398
発行日 2024年4月15日
Published Date 2024/4/15
DOI https://doi.org/10.32118/cr033040394
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はじめに
近年,パーキンソン病(Parkinson's disease;PD)患者の運動症状および,睡眠や精神症状といった非運動症状への短期集中リハビリテーション(以下リハ)の有用性が報告されているが 1,2),詳細な神経心理学的検査を実施して,高次脳機能の改善について評価した報告は少ない.当院ではPD患者に対し,入院による短期集中リハを行っており,高次脳機能を含めた非運動症状についても評価している.今回,短期集中入院リハによって高次脳機能が改善したPD患者1症例を報告する.なお,本症例報告の投稿にあたり,対象者には十分な説明を行い書面にて同意を得た.
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