特集 いつものアノ病気,アノ状態—“在宅で診るときならでは”の「コツ」!
各論
Parkinson病/Parkinson症候群/各種神経難病
余郷 麻希子
1
1曙ホームクリニック
キーワード:
Parkinson病
,
在宅医療
,
運動症状
,
非運動症状
,
デバイス治療
Keyword:
Parkinson病
,
在宅医療
,
運動症状
,
非運動症状
,
デバイス治療
pp.503-507
発行日 2025年3月10日
Published Date 2025/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.002576990620030503
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Point
◎整然とした診察室よりも,在宅は運動症状・非運動症状を把握しやすい.多職種連携,各種制度を用いて療養環境を整えるだけでも改善が得られるので,積極的に取り組みたい.
◎非専門医がParkinson病(PD)の新しい薬剤を開始することは難しいが,wearing offの出るタイミングの前に服用するL-ドパを50 mg増量したり,内服回数を増やすだけで,改善が得られることが多い.
◎便秘の治療は重要である.また,幻覚・妄想はトラブルになる前に対応したい.

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