Japanese
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特集 エビデンスに基づく経頭蓋磁気刺激(TMS)治療
1 総論
Evidence-based Transcranial Magnetic Stimulation Therapy : Overview
原 寛美
1
Hiroyoshi Hara
1
1桔梗ヶ原病院高次脳機能リハビリテーションセンター
キーワード:
非侵襲的脳刺激
,
反復性経頭蓋磁気刺激
,
直接的刺激法
,
神経ネットワーク
Keyword:
非侵襲的脳刺激
,
反復性経頭蓋磁気刺激
,
直接的刺激法
,
神経ネットワーク
pp.4-10
発行日 2019年1月18日
Published Date 2019/1/18
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- 参考文献 Reference
要旨 非侵襲的脳刺激である反復性経頭蓋磁気刺激(rTMS)は,今日までに少なくない知見が報告されてきており,リハビリテーション医療の臨床において,その安全性と実行可能な治療法であることが明らかにされている.リハビリテーション治療を併用することにより,大脳の刺激部位に留まらない,脳内の広範な神経ネットワークに影響をもたらして,大脳の再組織化を進めることが脳画像などにより示されている.刺激頻度と強度,時間,併用するリハビリテーション治療を含めたプロトコールの標準化が進むことにより,rTMSが高いエビデンスの治療法として期待される.
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