- 文献概要
反復性経頭蓋磁気刺激(repetitive transcranial magnetic stimulation:rTMS)は,頭表に設置したコイルから照射される焦点的電磁波より生成される脳内局所遠隔電場を用いて,神経活動性を変化させる治療的技術である.脳に直接作用できる非侵襲性の介入であるため,その汎用性・有効性は高く評価されている.
今回の特集では,さまざまな疾患・病態に対するrTMSの具体的な適用について,世界をリードする8名の専門家にご解説いただいた.まだまだ発展の可能性が多く残されている分野であり,現状の把握・問題点の整理から次につなげる一助としていただきたい.
▷ 担当:佐々木信幸,企画:編集委員会
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