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特集 腎機能障害者に対するリハビリテーション治療
3 透析腎機能障害者に対するリハビリテーション治療
Rehabilitation of Patients under Dialysis Treatment
武居 光雄
1,2,3
Mitsuo Takei
1,2,3
1医療法人光心会
2諏訪の杜病院
3日本腎臓リハビリテーション学会/同診療報酬対策委員会
キーワード:
有酸素運動
,
相互乗り入れチームモデル
,
動機づけと継続性
,
リスク管理
,
環境調整
Keyword:
有酸素運動
,
相互乗り入れチームモデル
,
動機づけと継続性
,
リスク管理
,
環境調整
pp.214-220
発行日 2020年3月18日
Published Date 2020/3/18
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- Abstract 文献概要
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要旨 透析導入後の腎不全患者に対するリハビリテーション治療も多岐にわたって包括的に実施することが望ましい.すなわち,十分なリハビリテーション治療が実施できるように至適透析の担保,栄養改善,透析日・非透析日ともに運動療法を中心としたリハビリテーション治療を実施,自己管理教育,薬物療法,精神的ケア,復職支援などである.特に,透析中の低血圧を予防し,透析効率を向上させることで結果的にQOLとADLを改善させるような運動をすべきである.セラバンド,下肢用エルゴメーター,EMS(electric muscle stimulation)をはじめとして,セラピストが直接筋力増強訓練や関節可動域訓練を実施するなど,さまざまな方法を駆使すべきである.
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