特集 透析患者のリハビリテーション―訓練と支援
8.透析患者の回復期リハビリテーション
武居 光雄
1
1諏訪の杜病院
キーワード:
チーム医療(チームアプローチ)
,
リスク管理
,
日常生活動作
,
廃用症候群
,
自立支援
Keyword:
チーム医療(チームアプローチ)
,
リスク管理
,
日常生活動作
,
廃用症候群
,
自立支援
pp.193-201
発行日 2018年2月10日
Published Date 2018/2/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000000338
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平成24 年4 月より回復期リハビリテーション病棟での透析患者治療が認められてからさらに積極的なリハビリテーションが可能となった.回復期リハビリテーション病棟では,専門職種がチームを組んで(TDT モデル:相互乗り入れチームモデル),集中的なリハ医療(とくにADL 行為への働きかけを中心として)を実施して改善をはかり,家庭復帰を支援するものである.とりわけ,食事とトイレの自立支援は重要なポイントである.このために,頻回なカンファレンスを開催し,情報共有をはかりコミュニケーションを密とする.安全・安心のためのリスク管理も忘れてはならない.また,本来の疾病以外に廃用症候群をきたしていることも多い.
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