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特集 回復期リハビリテーション医療からの発信
4 回復期リハビリテーション病棟における運動器リハビリテーションの効果
Effect of Musculoskeletal Rehabilitation in Kaifukuki Rehabilitation Wards
西村 一志
1
Hitoshi Nishimura
1
1やわたメディカルセンター
キーワード:
回復期リハビリテーション病棟
,
運動器リハビリテーション
,
FIM利得
,
大腿骨頚部骨折
Keyword:
回復期リハビリテーション病棟
,
運動器リハビリテーション
,
FIM利得
,
大腿骨頚部骨折
pp.300-304
発行日 2018年4月18日
Published Date 2018/4/18
- 販売していません
- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
要旨 わが国では高齢化が進み,ほぼ4.5人に1人が運動器疾患が原因で介護が必要となっており,回復期のリハビリテーション医療において運動器リハビリテーションは重要である.2008年から診療報酬制度で回復期リハビリテーション病棟に質の評価が導入された.年々リハビリテーション実施単位数が増加しているにもかかわらず,大腿骨頚部骨折を中心とした骨折系では,平均入院日数が延長し,自宅復帰率が低下していた.また,人工関節系ではFIM利得が少なかった.大腿骨頚部/転子部骨折,人工関節置換術患者の多くは高齢者であり,リハビリテーション治療の効果に影響する因子として,認知症,受傷前の歩行能力,術後合併症,訓練量,リハビリテーション科専門医の関与などが考えられる.
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