Japanese
English
誌上シンポジウム 整形外科医の未来像―多様化したニーズへの対応
運動器リハビリテーションのめざすもの
The Thing Which Aims of the Musculoskeletal Rehabilitation
藤野 圭司
1
Keiji Fujino
1
1藤野整形外科医院
1Fujino Orthopedic Clinic
キーワード:
運動器リハビリテーション
,
musculoskeletal rehabilitation
,
要介護者
,
persons requiring long-term care
,
ロコモティブシンドローム
,
locomotive syndrome
Keyword:
運動器リハビリテーション
,
musculoskeletal rehabilitation
,
要介護者
,
persons requiring long-term care
,
ロコモティブシンドローム
,
locomotive syndrome
pp.401-405
発行日 2010年5月25日
Published Date 2010/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408101723
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高齢社会の急速な進行に伴い,運動器リハビリテーション(以下,リハ)の役割は疾患治療のみならず,転倒予防や寝たきり防止,さらに要介護者へのリハまで急速に広がっている.運動器不安定症やロコモという新しい概念も登場した.適切なリハを継続することにより介護度の維持・継続が期待できることもわかってきた.また地域連携パスによる病診連携も今後の重要な課題となる.ただ運動器リハ施設,また治療ガイドラインなども,急速に拡大するニーズに十分に対応しきれていないのが現状である.早急な整備が望まれる.
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