Japanese
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特集 地域包括ケアとリハビリテーション医学
7 生活期リハビリテーションと地域包括ケア
Home-based Rehabilitation and Integrated Community Care
都丸 哲也
1
,
荒尾 雅文
1
,
清水 和敬
1
,
橋出 秀清
1
,
千野 直一
1
Tetsuya Tomaru
1
,
Masafumi Arao
1
,
Kazutaka Shimizu
1
,
Shusei Hashide
1
,
Naoichi Chino
1
1永生会永生病院
キーワード:
訪問リハビリテーション
,
生活期リハビリテーション
,
地域包括ケアシステム
,
医療機能の分化
,
医療介護連携
Keyword:
訪問リハビリテーション
,
生活期リハビリテーション
,
地域包括ケアシステム
,
医療機能の分化
,
医療介護連携
pp.125-129
発行日 2018年2月16日
Published Date 2018/2/16
- 販売していません
- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
要旨 わが国では諸外国に例をみないスピードで高齢化が進行し,団塊の世代の約800万人が後期高齢者となる2025年以降は医療や介護の需要がさらに増加する.限られた医療と介護の資源を効率的に利用するため「地域包括ケアシステム」の構築が急務といわれ,生活期リハビリテーションを担うリハビリテーション専門職の果たすべき役割は大きい.回復期リハビリテーションのためしばらく入院していた病院から自宅に退院した直後,環境や移動方法が変化し,転倒や廃用進行のリスクが高まる.地域のリハビリテーションの中核を担う永生会では,コーディネーター役のベテランの理学療法士,訪問診療を行うリハビリテーション科専門医を配置し,退院後可及的早期から「質の高い訪問リハビリテーション」が開始できるような体制を整えた.
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