Japanese
English
特集 地域包括ケアとリハビリテーション医学
8 倉敷圏域の医療介護連携ツールと岡山県地域包括ケアシステム学会の設立について
Collaboration Tool between Medical Treatment and Nursing in Kurashiki Area and Founding of Okayama Society of Community-based Integrated Care System
阿部 泰昌
1
Yasumasa Abe
1
1川崎医科大学リハビリテーション医学教室
キーワード:
医療介護連携
,
地域包括ケアシステム
,
地域リハビリテーション
Keyword:
医療介護連携
,
地域包括ケアシステム
,
地域リハビリテーション
pp.130-136
発行日 2018年2月16日
Published Date 2018/2/16
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
要旨 地域包括ケアシステムのうち,医療介護連携の推進が最も重要な活動と考え,2012〜2013年度の倉敷地域リハビリテーション広域支援センター事業では,医療介護連携シート(以下,連携シート)の作成・普及を行った.これによって,医療と介護との相互理解が深まったが,全域に連携シートを普及するには大きな課題があることがわかった.そこで,連携シート普及のための研修会を行政事業の中で継続的に行い,徐々に浸透することが可能となった.また,介護の現場で働いている実務者すべてに地域包括ケアシステムに関する情報を知らせるためには,相当な時間を要すると考えられる.そこで,その情報を学ぶ場を設けることを主目的に,2016年度に「岡山県地域包括ケアシステム学会」を設立した.
Copyright © 2018, The Japanese Association of Rehabilitation Medicine. All rights reserved.