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特集 運動器リハビリテーションに必須の評価法と活用法
1 運動器リハビリテーションに必須の評価法と活用法—概説
Overview of Essential Evaluation Methods and their Application in Musculoskeletal Rehabilitation
芳賀 信彦
1
Nobuhiko Haga
1
1東京大学医学部附属病院リハビリテーション科
キーワード:
運動器リハビリテーション
,
評価
,
国際生活機能分類
Keyword:
運動器リハビリテーション
,
評価
,
国際生活機能分類
pp.826-828
発行日 2017年11月17日
Published Date 2017/11/17
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- 参考文献 Reference
要旨 運動器リハビリテーションでは,他のリハビリテーション領域と同様に,患者の心身機能と活動・参加を評価する.心身機能や活動・参加は,国際生活機能分類で用いられる概念で,運動器リハビリテーションでは心身機能のうち「神経筋骨格と運動に関連する機能」を中心に評価する.一般的な項目として,四肢や体幹の筋力や筋量,筋トーヌス,反射,関節可動域や関節不安定性が含まれる.活動と参加のカテゴリーの中では,「運動・移動」の各機能を中心に評価する.中でも重要なのは歩行の評価であり,視診による観察,10m歩行テストや6分間歩行テストなどにより,時間・距離因子や歩行周期中の各要素を評価する.
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