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特集 生活期(維持期)のリハビリテーションを考える
8 大都市圏における生活期リハビリテーション—地域リハビリテーション支援センター事業を中心として
Choronic Phase in the Metropolitan Area : —Focus on the Community Rehabilitation Support Center Service—
堀田 富士子
1
Fujiko Hotta
1
1東京都リハビリテーション病院医療福祉連携室
キーワード:
地域包括ケア
,
介護予防
,
多職種協働
,
人材育成
,
市民啓蒙
Keyword:
地域包括ケア
,
介護予防
,
多職種協働
,
人材育成
,
市民啓蒙
pp.516-520
発行日 2017年7月18日
Published Date 2017/7/18
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- 参考文献 Reference
要旨 生活期はリハビリテーション資源が乏しく,リハビリテーション非専門職との協働では地域リハビリテーションに対する理解が最も必要とされる.地域リハビリテーションの潮流は共生社会,地域包括ケアシステムでの介護予防,かかりつけ医機能・在宅医療の中の生活支援にあり,その理念・技術を支える役割を求められている.東京都では特に超高齢社会に向け,予防的リハビリテーションにおけるリハビリテーション専門職の活用が試みられている.また在宅医療における重要な視点として,リハビリテーションは生活支援と共に希望を創造する手立てとして期待も高い.今後は質・量ともに不足する地域でのリハビリテーション専門職の人材育成と,サービスの受け手である市民への啓蒙,必須となった医療福祉介護職との協働の深化が急務である.
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