研究と報告
大都市通勤圏と医療施設(2)
大久保 正一
1
,
村上 圭司
1
,
久保 喜子
1
1日本大学医学部病院管理学教室
pp.82-86
発行日 1977年9月1日
Published Date 1977/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541206340
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研究成績—大阪
1)人口密度と通勤密度
大阪府各市区町村の人口密度と通勤密度分布図を描くと図9となる.両密度とも区部に高く府下に低く周辺に至るほど低い.区部の中心では通勤密度が特に高く人口密度は低い.通勤密度の最高は北区48,489,ついで東区44,459,南区37,261,西区18,780の順であって都心に高い.人口密度の最高は西成区26,253,ついで生野区26,242,東成区24,493の順であって都心に低い.
通勤密度と人口密度との相関を区部と府下に分けて計算する.
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