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特集 がんのリハビリテーション エビデンス&プラクティス
4 脳腫瘍・頭頸部がんのリハビリテーション
Rehabilitation for Brain Tumor and Head and Neck Cancer
鶴川 俊洋
1
,
生駒 一憲
2
Toshihiro Tsurukawa
1
,
Katsunori Ikoma
2
1国立病院機構鹿児島医療センターリハビリテーション科
2北海道大学病院リハビリテーション科
キーワード:
脳腫瘍
,
頭頸部がん
,
リハビリテーション
,
ガイドライン
,
クリニカルクエスチョン
Keyword:
脳腫瘍
,
頭頸部がん
,
リハビリテーション
,
ガイドライン
,
クリニカルクエスチョン
pp.124-129
発行日 2016年2月18日
Published Date 2016/2/18
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
要旨 脳腫瘍のリハビリテーション(以下,リハ)のガイドライン(以下,GL)作成におけるクリニカルクエスチョン(以下,CQ)は,①評価,②運動障害,③高次脳機能障害であった.脳腫瘍では進行性である場合が多いこと,全身状態が不良となる危険性が高いこと(特に転移性脳腫瘍)に注意する.頭頸部がんのリハのGLの作成におけるCQは10項目で,術後摂食嚥下障害,術後音声発話障害・代用音声獲得,放射線療法中・後の摂食嚥下障害・倦怠感,頸部リンパ節郭清術後の副神経麻痺に大別された.頭頸部がんのリハは手術の内容(切除範囲,再建内容)・術後創部の経過・放射線治療に影響される部分があるが,基本的には治療前からのリハ介入が望ましい.
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