第45回 日本リハビリテーション医学会 学術集会/横浜 《パネルディスカッション》リハビリテーション難渋例の実践検討1―高次脳機能障害―座長/原 寛美・本田 哲三
キーノートレクチャー:高次脳機能障害患者への実践的リハビリテーションアプローチ
本田 哲三
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1輝山会総合リハビリテーションセンター
pp.781-783
発行日 2008年12月18日
Published Date 2008/12/18
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はじめに
高次脳機能障害リハビリテーション(以下,高次脳機能障害リハ)発展の流れを振りかえると,半側空間無視と失語へのアプローチからはじまり順次記憶・注意・遂行機能へとリハ手法が研究・確立されてきた1).そして現在,わが国で最終的に問題になっているのが「行動と感情の障害」ないしは「社会的行動障害」と「障害の無自覚」への対応である.
本パネルディスカッションでも上記の障害への果敢なアプローチが展開されている.
本稿では,先行研究をふまえてその理解と対応について私見を交えて述べる.
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