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編集後記
藤田 郁代
pp.134
発行日 2018年6月15日
Published Date 2018/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.6001200182
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薫風の季節が過ぎ,梅雨の候が近づいてきましたが,6月は「日本言語聴覚学会」の季節です.今年は中野徹先生を会長として,6月22日・23日に北陸の富山市で開催されることになっており,言語聴覚障害に関連する研究の成果が多数発表されることと思います.
今号には,原著論文4編,症例報告2編,短報1編,調査報告1編,現場最前線1編が掲載されています.これらの論文の多くは昨年までに言語聴覚学会で演題発表された研究であり,学会発表にとどまらず,研究成果を広く共有し,それを臨床に還元するために論文発表に挑まれた著者に敬意を表します.掲載論文の研究領域は発声発語,嚥下,流暢性,失語症,発達,支援システムと多岐にわたり,いずれも社会的価値が高い貴重な知見を得ています.
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