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編集後記
藤田 郁代
pp.58
発行日 2019年3月15日
Published Date 2019/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.6001200219
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今冬,関東地方では少雨傾向でしたが,ようやく芽起こしの雨が降るようになり,春の近さを感じる候となりました.
本誌は年々,投稿論文数が伸び,内容が充実してきていますので,今回はこれを支えている査読システムについて簡単にご紹介したいと思います.本誌では,1編の論文の査読を2名が担当しており,査読者は編集委員21名と査読委員23名の中から専門領域(成人言語・認知,小児言語・認知,聴覚,発声発語・摂食嚥下)を考慮して選定されます.査読者には,公平で建設的な査読ができること,高い専門的知識と確かな研究技法を身に付けていることが求められますので,論文のピア・レビューを受ける経験を何度も経験し,研究・臨床実績を積まれた方にお願いしています.査読の観点は,研究の倫理性,知見の新規性,研究方法の適切性,論理の明瞭性,論文の形式などで,査読項目があらかじめ設定されています.本誌では,査読者の判定が大幅に分かれた場合,第3査読者に査読を依頼します.これによって論文の最終判定の時期が遅れてしまいますが,査読の公平性を保つことを優先しています.現在,下記の方々に査読委員をお願いしています.
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