特集 ケアリングコミュニティと地域リハビリテーション
「同じテーブルに着く」—2016年大会実行委員会を通じて
中島 鈴美
1
1三軒茶屋内科リハビリテーションクリニック
pp.308-312
発行日 2020年11月15日
Published Date 2020/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5003201235
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はじめに
学会の目的にある「脳損傷の人並びに市民が同じテーブルに着く」「すべての人が双方向に学びあい,ともに生きるコミュニティの発展に寄与する」ということを実践するべく,学会が運営する委員会,大会などにおいて,障害のある人の参加は必須としている。これまでの任意団体における大会では,障害のある人が壇上に登場し発表する機会はあったが(図1),2016年の東京大会では,企画の段階から障害のある人が参加し,ともに作り上げることを実践する一歩でもあると考えていた。
東京大会実行委員会(全12回)の経過を紹介し,「同じテーブルに着く」「双方向」を念頭に取り組んだ大会実行委員会について報告する。
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