連載 介護期から終をみすえたリハビリテーションの実践・第6回【最終回】
介護・終末期リハビリテーションにおける家族へのケア
澤 俊二
1,2
1全国介護・終末期リハ・ケア研究会
2金城大学医療健康学部
pp.938-943
発行日 2018年12月15日
Published Date 2018/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5003201019
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はじめに
最終回は,第1回で大田仁史さんが提案されています具体的支援の中にある「家族へのケア」を取り上げます。この「家族へのケア」は,介護期,終末期と一貫してチームが担うもので,家族が抱える疲労やストレス,不安,別離の悲しみや罪責感,そして悔いの心などを理解したうえで,寄り添い,少しでもそれらを軽減しようというものです。ここでは,「家族へのケア」の基本をお話し,次に脳卒中者の追跡調査で出会った家族を紹介して「家族へのケア」を考えてみたいと思います。
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