連載 ニュースウォーク・105
終末期に「家族」否応なく
白井 正夫
1
1元朝日新聞
pp.1044-1045
発行日 2006年12月1日
Published Date 2006/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100427
- 有料閲覧
- 文献概要
作家,吉村昭さんの「死に向かい合う」心はいかばかりだったのだろうか。
体調を崩していた吉村さんが東京の自宅で亡くなったのは7月31日。3週間後に開かれた「お別れの会」で,挨拶に立った妻で作家の津村節子さんが,600人の参列者を前におえつをこらえながら死の様子を明らかにした。
Copyright © 2006, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.