Japanese
English
調査報告
テキストマイニング手法を用いた訪問リハビリテーションプログラムの分析
Analysis of home-visit rehabilitation programs using the text mining method
古澤 麻衣
1
,
大浦 智子
2
,
藤井 啓介
3,4
,
津山 努
5
Mai Furusawa
1
,
Tomoko Ohura
2
,
Keisuke Fujii
3,4
,
Tsutomu Tsuyama
5
1訪問看護ステーションリハステージ
2星城大学リハビリテーション学部作業療法学専攻
3訪問看護ステーショングリーン
4筑波大学大学院人間総合科学研究科体育科学専攻
5くまのクリニック
キーワード:
訪問リハビリテーション
,
プログラム
,
テキストマイニング
Keyword:
訪問リハビリテーション
,
プログラム
,
テキストマイニング
pp.968-975
発行日 2017年11月15日
Published Date 2017/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5003200744
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要旨 【目的】訪問リハの初回プログラム内容と,3カ月以内の目標達成終了者の特徴を明らかにすること。【対象と方法】訪問リハ事業所3施設で3年間に作成された初回実施計画書を対象に,テキストマイニング手法を用いて分析し,脳血管疾患と骨関節疾患のプログラムの割合を計量した。【結果】265件の初回プログラムは49カテゴリに分類された。中止者を除外した214名のうち,目標達成群は31名で未達成群は183名だった。目標達成群は,脳血管疾患のプログラム〔治療介入/訓練・練習/IADL訓練〕,骨関節疾患のプログラム〔治療介入/訓練・練習/ADL訓練〕〔評価/環境評価〕〔評価/他〕で未達成群より有意に多かった(p<0.05)。【結語】対象者の活動と参加にかかわる目標達成には,リハ専門職のスキル向上や目標を実現するための体制を構築することが求められる。
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