Japanese
English
実践報告
作業療法士による訪問リハビリテーションの目標とプログラム—訪問リハビリテーション実施計画書の記載内容
Goals and programs of home-visit rehabilitation: an analysis of home-visit rehabilitation plans
山内 春香
1
,
佐竹 美保
1
,
津山 努
2
,
大浦 智子
3
Haruka Yamauchi
1
,
Miho Satake
1
,
Tsutomu Tsuyama
2
,
Tomoko Ohura
3
1八千代病院
2くまのクリニック
3星城大学
キーワード:
訪問リハビリテーション
,
目標
,
プログラム
Keyword:
訪問リハビリテーション
,
目標
,
プログラム
pp.261-265
発行日 2017年3月15日
Published Date 2017/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001200870
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Abstract:OTによる訪問リハの目標とプログラムの実態を明らかにするために,初回実施計画書の記載内容を計量的に分析した.記載内容のうち,直接的内容を国際生活機能分類に基づいて心身機能・身体構造,活動と参加,環境因子に分類し,その他の内容は,予防,生活,指導,評価,その他に分類した.これらを計量した結果,目標に記載された各領域の項目数は全249件であり,活動と参加が124件(49.8%)で約半数を占めていた.一方,プログラムに記載された各領域の項目数は全435件であり,活動と参加が161件(37.0%),心身機能・身体構造が139件(32.0%)の順で多かった.OTによる訪問リハでは,社会参加を見据えた活動と参加の目標のもと,活動と参加,心身機能・身体構造のプログラムが多く行われていることが明らかとなった.
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