Japanese
English
特集 傍脊柱筋の機能解剖学,姿勢制御と手術アプローチ
第1章 解剖と機能
頭蓋頸椎移行部の筋肉の解剖と機能
The Anatomy and Function of the Muscles of Cranio-cervical Junction
青山 正寛
1
,
高安 正和
1
Masahiro AOYAMA
1
,
Masakazu TAKAYASU
1
1愛知医科大学脳神経外科
1Department of Neurological Surgery, Aichi Medical University
キーワード:
解剖
,
anatomy
,
頭蓋頸椎移行部
,
cranio-cervical junction
,
筋肉
,
muscle
Keyword:
解剖
,
anatomy
,
頭蓋頸椎移行部
,
cranio-cervical junction
,
筋肉
,
muscle
pp.263-266
発行日 2019年4月25日
Published Date 2019/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5002201087
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はじめに
頭蓋頸椎移行部は後頭骨,環椎,軸椎からなり,複数の筋肉,靭帯,関節とともに共同して働くことにより,前屈,後屈,側屈,回旋といったきわめて複雑な運動を行うことができる.また,重たい頭部を支えなければならず,不安定性をきたしやすい3).手術に際してはさまざまなアプローチがあるが,いずれにおいても解剖学的知識を熟知したうえで臨むことは必須である.本稿では,頭蓋頸椎移行部の診療において特に重要な,靭帯と筋肉の解剖,機能に関して述べる.それぞれのアプローチの詳細については他稿を参照されたい.
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