Japanese
English
特集 脊椎脊髄イメージングの進歩と話題の疾患
Curved-MPR法の日常臨床応用における有用性
Practicality and Usefulness of Curved-MPR MRI
糸岐 一茂
1,2
,
原田 大樹
1
,
荒川 明子
1
,
黒川 龍
2
,
新郷 哲郎
2
,
金 彪
1,2
Kazushige ITOKI
1,2
,
Daiki HARADA
1
,
Akiko ARAKAWA
1
,
Ryu KUROKAWA
2
,
Tetsuro SHINGO
2
,
Phyo KIM
1,2
1宇都宮脳脊髄センター
2獨協医科大学病院脳神経外科
1Utsunomiya Neurospine Center
キーワード:
MIP画像(MIP image)
,
神経鞘(root sleeve)
,
椎間孔狭窄(foraminal stenosis)
Keyword:
MIP画像(MIP image)
,
神経鞘(root sleeve)
,
椎間孔狭窄(foraminal stenosis)
pp.881-887
発行日 2016年9月25日
Published Date 2016/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5002200461
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はじめに
MRIによる神経根描出法に関しては複数の手法があり,その呼称はMR rootgraphy,MR myelography,MR neurographyなどがある3,8).獨協医科大学病院脳神経外科の関連病院である宇都宮脳脊髄センターでは,①日常臨床応用に必要十分な情報量である,②撮影時間が短い,③放射線技師のみで容易に撮影可能で,ルーチンワークとして撮影できる方法として,以下の手法を採用している.すなわちCurved-MPR(multi-planer reconstruction)法4,5,7)とされるもので,日常診療に用いて大変役に立っている.代表的な症例を提示し,当院での取り組みをここに報告する.
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