Japanese
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プラクティカルノート
作業療法臨床実習におけるデジタル・ファブリケーションの活用
Use of digital fabrication in occupational therapy fieldwork
丸山 祥
1,2
,
廣瀬 卓哉
1
Sho Maruyama
1,2
,
Takuya Hirose
1
1湘南慶育病院
2東京都立大学大学院
キーワード:
デジタル・ファブリケーション
,
臨床実習
,
作業療法教育
Keyword:
デジタル・ファブリケーション
,
臨床実習
,
作業療法教育
pp.84-85
発行日 2024年1月15日
Published Date 2024/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001203665
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はじめに
デジタル・ファブリケーション(digital fabrication:DF)は,医療現場の問題解決手段として注目されている.DFはデジタルデータを基に創造物を制作する技術のことであり,3Dスキャナやコンピュータによる設計支援手段(computer-aided design:CAD)等により,アイデアをデジタルデータ化したうえで,3Dプリンタやレーザーカッター等のデジタル工作機械で読み込み,造形することを指す1).
日本の作業療法教育では,3D CADや3DプリンタをはじめとするDFが導入されはじめたが,教育的な活用方法はいまだ課題が多い.そこで,本稿では臨床実習においてDFを教育的に活用した経験を紹介する.
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