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特集 運転と地域での移動支援
予防期における高齢者のモビリティ支援
Mobility support for older drivers in prevention phase
佐々木 努
1
,
山田 恭平
1
,
山北 武
2
Tsutomu Sasaki
1
,
Kyohei Yamada
1
,
Takeshi Yamakita
2
1北海道千歳リハビリテーション大学
2千歳市介護予防センター
pp.135-139
発行日 2023年2月15日
Published Date 2023/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001203276
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Key Questions
Q1:予防期のモビリティ支援として行うべきことは何か?
Q2:高齢ドライバーはどのような運転特性をもつのか?
Q3:作業療法と交通心理学の接点は何か?
はじめに
OTには,モビリティ(移動行動)支援をもって,対象者の健康と幸福を高めるという社会的役割がある.モビリティを実現する手段の一つが自動車運転である.これまで,OTのモビリティ支援に関する多くの実践や研究が積み重ねられてきた.これらの実績の多くは身体障害領域(脳血管障害や頭部外傷等)から得られたものである.しかし,その他の作業療法臨床領域からの運転支援に関する報告は少ない現状にある.本稿では,僅少領域の一つである予防期におけるモビリティ支援について,実践例を挙げて述べる.
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