研究を志す人のために 素材論文
重症心身障害児の家庭療育を支えるための援助
牧野 悦子
1
1神奈川県立こども医療センター
pp.480-487
発行日 1986年10月15日
Published Date 1986/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200903
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はじめに
医療技術の高度化により延命が可能となり,重複障害をもちながら施設から家庭療育へと移行する障害児が増加している。これら家庭療育の障害児に対して,看護婦が援助をすることが重要である。この場合,障害児の心身の状態に応じたケアを行ない,さらに,療育にあたる親の心情や,療育の状況を十分に把握して,対応していく必要があると考える。そこで,在宅障害児に実際に援助を行ない,その結果を分析し,援助課題について検討した。
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