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特集 疾患別 臨床・上肢機能アプローチ—機能・活動・生活へ
脳血管障害に対する上肢機能アプローチ—重度運動麻痺患者に対する上肢機能の活動・生活場面への展開
Clinical approach to upper extremity disorders after stroke: How to transfer functional approach to activities in severe hemiplegia of stroke patient
野上 雅史
1
,
浅尾 章彦
2
,
山本 伸一
3
Masashi Nogami
1
,
Akihiko Asao
2
,
Shinichi Yamamoto
3
1聖麗メモリアル病院
2新潟医療福祉大学
3山梨リハビリテーション病院
pp.337-341
発行日 2021年4月15日
Published Date 2021/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001202465
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Key Questions
Q1:脳血管障害の特徴と上肢機能の問題は何か?
Q2:脳血管障害後の重度運動麻を呈する上肢機能アプローチにおける介入の原則と工夫は何か?
Q3:脳血管障害後の重度運動麻痺を呈する上肢機能アプローチをどのように活動や生活に展開するか?
はじめに
脳血管障害による上肢機能の低下は,日常生活活動の自立や生活の質の低下を招く.上肢機能に対する介入では,治療ガイドライン等を考慮するとともに,運動麻痺以外の症状や障害,日々刻々と変化する対象者の反応等の個別性に着目する必要がある.
本稿では,脳血管障害の特徴と上肢機能の問題について概説し,重度運動麻痺を呈する症例報告を通じて臨床場面における介入技術やアイデアを紹介する.
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