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特集 疾患別 臨床・上肢機能アプローチ—機能・活動・生活へ
機能・活動・生活の再建に向けた上肢機能と臨床作業療法—知覚-運動アプローチの基本原則から臨床の展開のあり方・具体的実践例まで
Upper limb function and practical occupational therapy for function, activity and reconstruction of a patient's life: From basic principle of perceptual-motor approach to practical development and specific examples
山本 伸一
1
,
武田 清
2
Shinichi Yamamoto
1
,
Kiyoshi Takeda
2
1山梨リハビリテーション病院
2山梨県立看護大学
pp.330-336
発行日 2021年4月15日
Published Date 2021/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001202464
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Key Questions
Q1:上肢機能における知覚-運動アプローチの基本原則とは?
Q2:活動・生活に向けた臨床作業療法の展開とは?
Q3:具体的実践場面での評価と介入とは?
はじめに
上肢機能へのアプローチは,作業療法にとって必須の技術であり,非常に重要なテーマである.「手」の機能そのものが患者の活動に直結することも多く,また一方では活動によって機能が向上することもあろう.そして,同テーマが患者の生活や暮らしを豊かにすることは,否定できない事実である.しかし,上肢機能アプローチに特化した研修会や書籍は少なく,作業療法の対象である疾患は多岐にわたることから,何を頼りに,何を背景として介入をするべきか悩むことは少なからずある.
今回,上肢機能アプローチの臨床を整理したい.作業療法における知覚-運動アプローチの基本原則や臨床現場での展開のあり方から具体的実践例をご紹介する.
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