Japanese
English
プラクティカルノート
重度のコミュニケーション障害を呈したALS患者への支援—透明文字盤の使用方法について
Support for ALS patients who present serious communication disorder: How to use transparent communication boards
吉崎 祥吾
1,3
,
村上 健吾
3
,
西舘 拓哉
2,3
,
川越 清道
3
,
會田 隆志
3
,
関 晴朗
3
Shogo Yoshizaki
1,3
,
Kengo Murakami
3
,
Takuya Nishidate
2,3
,
Kiyomichi Kawagoe
3
,
Takashi Aita
3
,
Hareaki Seki
3
1国立病院機構旭川医療センター
2国立病院機構山形病院
3国立病院機構いわき病院
キーワード:
ALS
,
コミュニケーション
,
透明文字盤
Keyword:
ALS
,
コミュニケーション
,
透明文字盤
pp.1200-1201
発行日 2019年10月15日
Published Date 2019/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001201897
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はじめに
筋萎縮性側索硬化症(以下,ALS)では,呼吸筋および四肢麻痺が高度に進行した後は眼球運動が意思伝達の手段となることが多い.患者と家族や介護者にとって,意思伝達は毎日の療養生活の質を左右する最も重要な因子の一つ1)である.
本稿では,国立病院機構いわき病院(以下,当院)においてALS患者に対するコミュニケーション支援として実践している透明文字盤(以下,文字盤)の基本的・応用的使用技術および導入事例を報告する.
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