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特集 認知症の人が地域で継続して生活するためのエビデンスを探る
—地域で継続して生活するために—認知症初期集中支援におけるOTの役割
The role of occupational therapist in Initial-Phase Intensive Support Team(IPIST)for dementia
村島 久美子
1
Kumiko Murashima
1
1桜新町アーバンクリニック在宅医療部
pp.1141-1147
発行日 2019年10月15日
Published Date 2019/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001201878
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Key Questions
Q1:認知症初期集中支援チームとは何か?
Q2:OTがチームの中で求められることは何か?
Q3:在宅生活を継続するために,OTとして何ができるか?
はじめに
認知症初期集中支援チーム事業が2013年度(平成25年度)から開始し,早6年が経過した.認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)1)では,2018年度(平成30年度)までに全市町村で認知症初期集中支援チームの設置が義務づけられ,2018年11月末の時点で1,736市町村で設置された.認知症の人も住み慣れた地域で暮らし続けるために,認知症初期集中支援チームの一員として,またOTとしてさまざまな点で活躍できると考えている.
今回,2013年度のモデル事業から実施している世田谷区の動きを中心に,OTのかかわり方や視点,介入効果について紹介する.
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