Japanese
English
実践報告
病院と訪問における作業療法士の役割と必要なスキル—学生の視点による質的研究
Roles and skills of occupational therapists in hospital and home-visit rehabilitation: A qualitative study from students' view
水野 里咲
1
,
榊原 唯
1
,
阿部 優奈
1
,
村松 真侑子
1
,
大浦 智子
1
Risa Mizuno
1
,
Yui Sakakibara
1
,
Yuna Abe
1
,
Mayuko Muramatsu
1
,
Tomoko Ohura
1
1星城大学
キーワード:
作業療法士
,
役割
,
スキル
Keyword:
作業療法士
,
役割
,
スキル
pp.1014-1018
発行日 2019年8月15日
Published Date 2019/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001201842
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
Abstract:病院(施設)と訪問におけるOTの役割と必要なスキルの特性を明らかにすることを目的に,病院リハと訪問リハ両方の経験を有するOT 3名を対象に,半構造化インタビューを実施した.文脈ごとにコードを付し,類似した内容を集約した結果,32個の小カテゴリから8個の大カテゴリに集約された.このうち,大カテゴリである【目標の共有】と【医療・介護保険の知識】は,訪問リハに関する語りのみで抽出され,訪問リハで意識されていることが明らかとなった.特に,【目標の共有】は〈具体的な目標の提示〉,〈コミュニケーション能力〉,〈本人のニーズ,デマンドの抽出〉,〈家族との関係性の見極め〉,〈家族とのリハの目的の確認〉の5つの小カテゴリで構成され,【対象者に合わせた評価と介入】や【リハの方針】と密接に関係するものと考えられた.
Copyright © 2019, MIWA-SHOTEN Ltd., All rights reserved.