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特集 生活行為向上マネジメントの過去・現在・未来
生活行為向上マネジメントのエビデンスの現状と今後の課題
The current situation of the evidence of the management tool for daily life performance and future task
石川 隆志
1
Takashi Ishikawa
1
1秋田大学大学院
pp.343-352
発行日 2019年4月15日
Published Date 2019/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001201657
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Key Questions
Q1:生活行為向上マネジメントのエビデンスの現状は?
Q2:事例(症例)報告の現状は?
Q3:生活行為向上マネジメントの今後の課題は?
はじめに
生活行為向上マネジメント(Management Tool for Daily Life Performance:MTDLP)は,一般社団法人日本作業療法士協会(以下,OT協会)が2008年度(平成20年度)から厚生労働省老人保健健康増進等事業(以下,老健事業)の助成を受け,地域包括ケアに貢献する作業療法のあり方を提示するために取り組んだ研究事業を通じて開発されたツールである.
研究事業の概要はOT協会ホームページ1)に掲載されているが,その成果の一部も原著論文として公開されてきている2〜6).
本論では文献レビューによりMTDLPのエビデンスの現状を報告するとともに,今後の課題について私見を述べる.
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