特集 生活行為向上に向けた通所リハビリテーション
扉
宮内 順子
1
,
山本 伸一
2
,
竹内 さをり
3
1介護老人保健施設 ぺあれんと
2山梨リハビリテーション病院
3甲南女子大学
pp.1069
発行日 2016年9月15日
Published Date 2016/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001200713
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特集にあたって
2015年度(平成27年度)の介護報酬改定では,生活期のリハが果たすべき役割と,ICFにおける「心身機能」,「活動」,「参加」のそれぞれの要素にバランスよく働きかける「高齢者のリハビリテーションの新たな在り方」を再整理することが求められた.特に通所リハ領域においては,生活行為向上リハビリテーション加算という新たな加算制度が新設され,ICFの視点に立って生活を再建できるOTに対して,国からの期待が示されたことを確信している.
本特集では,通所リハと通所介護の機能の違いの不明確さが指摘されている中,通所リハが,地域包括ケアにおいて在宅支援機能をもつ専門的なリハサービスとして存続していくために,6組のOTの方より「生活行為向上」をキーワードとしてOTが押さえておかなければならないポイントについてご報告いただいた.
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