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特集 発達障害のある人のライフステージを通したOTのかかわり
支援の連続性—特別支援教育,就労支援も含めて
Supports across the lifespan
岩永 竜一郎
1
Ryoichiro Iwanaga
1
1長崎大学大学院
pp.1101-1105
発行日 2015年10月15日
Published Date 2015/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001200386
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Key Questions
Q1:成人期の発達障害者がかかえる課題とは?
Q2:発達障害者への生涯にわたる支援の充実のためにOTができることは?
Q3:発達障害者支援におけるこれからの課題とは?
はじめに
発達障害児への支援は,近年子どもを対象としたものを中心に大きく前進している.しかし,成人の発達障害者の支援は,児童期に比べると遅れているといわざるを得ない.また,児童期〜成人期まで一貫した支援が継続できていないケースが多く,支援機関・支援者の縦の連携がとれていないと考えられることがある.筆者が勤務する地域においても,発達障害者支援,児童期〜成人期にかけての支援の継続のための取り組みは始められているが,まだ課題が山積している.
本稿では発達障害のある方のライフステージに添い,各ステージでどのように支援し,その糸をどのようにつないでいくか考えてみたい.
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