Japanese
English
特集 回復期リハビリテーション医療を推進するチームアプローチ
就労支援
Employment support
菊地 尚久
1
Naohisa Kikuchi
1
1千葉県千葉リハビリテーションセンターリハビリテーション科
1Department of Rehabilitation Medicine, Chiba Rehabilitation Center
キーワード:
回復期リハビリテーション医療
,
チームアプローチ
,
就労支援
,
両立支援
,
障害者総合支援法
Keyword:
回復期リハビリテーション医療
,
チームアプローチ
,
就労支援
,
両立支援
,
障害者総合支援法
pp.495-503
発行日 2024年5月10日
Published Date 2024/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552203111
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はじめに
回復期リハビリテーション医療では,機能回復,日常生活活動(activities of daily living:ADL)介助量軽減だけがその目的ではなく,退院後の患者の社会生活を見据えて,チームでのアプローチを行うことが重要となる.その中でもともと就労していた患者,就労年齢にある患者に対しては,就労支援に向けての評価,リハビリテーション医療を行うことが必要となる.ただし多くの症例では,回復期リハビリテーション病棟に入院している間にすべてのアプローチを行うことは難しいことが多く,退院後に両立支援に関する制度や障害者総合支援法に基づく施設利用などを行うことが多い.本稿では回復期リハビリテーション医療における入院中の就労支援に向けたアプローチを概説し,両立支援制度,障害者総合支援法に基づく就労支援に向けた施設利用について紹介する.
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