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特集 障害者就労の今
教育機関における就労支援
Supporting employment for school-age children with intellectual disabilities
永野 和秀
1
Kazuhide Nagano
1
1横浜市立二つ橋高等特別支援学校
1Futatsubashi High School for Special Needs Education
キーワード:
知的障害
,
キャリア教育・職業教育
,
働く心構えチェックシート
Keyword:
知的障害
,
キャリア教育・職業教育
,
働く心構えチェックシート
pp.811-818
発行日 2024年8月10日
Published Date 2024/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552203183
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はじめに
横浜市立二つ橋高等特別支援学校(以下,本校)は,知的障害があり,公共交通機関を利用して自力で通学が可能な生徒が入学してくる,高等部のみの特別支援学校である.開校宣言に「生徒一人ひとりの社会参加や自立への意欲を高め,職業教育を中核として社会に貢献できる力を育み,自己実現を図る教育をめざす」とあり,「働く」,「自立」,「自己実現」を学校教育目標として設定している.一般企業(特例子会社も含む)の障害者雇用枠での就労を希望して入学してきた市内の中学生(主に特別支援学級に在籍)を対象に,3年間で就職できるように指導・支援を行っている.
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