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特集 障害者と自動車運転
中伊豆リハビリテーションセンターの自動車運転支援の実践について
About a practice of driving support of Nakaizu Rehabilitation Center
加納 彰
1
,
生田 純一
2
,
上杉 治
1
,
内山 博康
1
,
久野 誠
1
Akira Kano
1
,
Junichi Ikuta
2
,
Osamu Uesugi
1
,
Hiroyasu Uchiyama
1
,
Makoto Kuno
1
1農協共済中伊豆リハビリテーションセンター リハビリテーション部
2農協共済中伊豆リハビリテーションセンター 自立支援部自立訓練課
pp.111-116
発行日 2015年2月15日
Published Date 2015/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001200122
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Key Questions
Q1:当センターの自動車運転支援の視点とは?
Q2:脳卒中の自動車運転介入とは?
Q3:脊髄損傷の自動車運転訓練とは?
はじめに
中伊豆リハビリテーションセンター(以下,当センター)は,1973年(昭和48年)に開設され,初期より障害者の自動車運転に携わってきた.現在,ドライビングシミュレータ(以下,DS),センター敷地内の自動車運転評価コース(以下,院内コース),改造車2台(図1)を利用し,入院・外来患者への精度の高い評価・支援体制の構築を目標に,自動車運転再開支援を行っている.当センターでは近年注目されている脳損傷者への自動車運転のみならず,整形外科疾患(脊髄損傷)等も含め,運転支援への介入を実施している.本稿では,当センターにおける自動車運転支援の事例とともにOTの役割について報告する.
なお,自動車運転支援の流れについては図2に示した.詳細は2014年の本誌増刊号1)を参照されたい.
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