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特集 障害者と自動車運転
発達障害のある方の自動車運転免許取得支援
Support of acquiring driving license for developmental disorders
栗村 健一
1
Kenichi Kurimura
1
1鹿沼自動車教習所
pp.106-110
発行日 2015年2月15日
Published Date 2015/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001200121
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Key Questions
Q1:教習所における発達障害者への支援とは?
Q2:コーディネーターとその役割とは?
Q3:どのような教習生が免許取得したのか?
はじめに
自動車運転免許(以下,免許)取得は,自動車を運転できるという利便性だけでなく,就労の幅の拡大等,社会的価値を得ることができる.しかし,発達障害者の免許取得には,その特性により,さまざまな課題が生じる可能性が考えられる.
鹿沼自動車教習所(以下,本校)では,宇都宮大学と共同で発達障害者の免許取得を研究してきた.全日本指定自動車教習所協会連合会(以下,全指連)は,これに注目して,教習上の課題と解決策を模索するため,「発達障害者の教習に関するパイロット事業調査研究委員会」を設置した.本校は,事例研究を実施する立場として,これに参画している.
今回,本校の支援方法と,実際に免許を取得した一事例を紹介する.
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