基本手技シリーズ・3
腹腔鏡の扱い方
下村 一之
1
1埼玉医科大学総合医療センター外科
pp.232-234
発行日 1998年6月15日
Published Date 1998/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.4425900203
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はじめに
腹腔鏡は腹腔内をTVモニター上に写し出す唯一の情報源であり,画像はそのまま術者の目,助手の目の代わりとなる.それゆえ腹腔鏡下手術における腹腔鏡操作の担当者は,ある程度腹腔鏡の扱い方に習熟した者があたることが要求される.特に複雑な手技を伴う手術や術中に合併症が発生した場合では,カメラワークの良し悪しが手術の成功の鍵を握る重要なポイントとなる.
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