特集2 ERスタンダード 敗血症—GLやエビデンスをふまえた実臨床でのアクションとは
【Part 2】各論
【コラム3】ドレナージの適応と専門科を呼ぶタイミング—ERで頻繁かつ緊急に対応する3つの疾患を中心に
狩野 謙一
1
,
佐藤 信宏
2
Kenichi KANO
1
,
Nobuhiro SATO
2
1京都大学大学院医学研究科 社会健康医学系専攻
2新潟市民病院 救急科
pp.590-593
発行日 2024年4月25日
Published Date 2024/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3105200136
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敗血症診療において,標的となる原因菌に対して適切な選択かつ十分な量で抗菌薬投与を行っても,感染源のコントロールがつかない病態もある。その場合,感染巣のコントロールのために,ドレナージや外科的介入が必要となる。このようなときは,時間外でも適切に専門科へのコンサルトを行う必要がある。では,どのようなときに緊急でスペシャリストを呼び出すのか,経験もふまえて解説する。
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