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特集 消化器外科における非観血的ドレナージ
ドレナージの適応とタイミング
Indication and timing for surgical drainage
山田 豪
1
,
竹田 伸
1
,
中尾 昭公
1
Suguru YAMADA
1
1名古屋大学大学院医学系研究科病態制御外科学
キーワード:
ドレナージ
,
適応
,
タイミング
,
消化器外科手術
Keyword:
ドレナージ
,
適応
,
タイミング
,
消化器外科手術
pp.875-880
発行日 2006年7月20日
Published Date 2006/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100919
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要旨:消化器外科領域における各種ドレナージは,疾患に対する治療の成否を含め,周術期管理においてきわめて重要な役割を果たしている.ドレナージの適応やタイミングに関しては,領域もしくは疾患において欧米との間に意見の相違が認められるだけでなく,国内の施設間においても差異が認められるのが現状である.外科医が臨床の現場においてドレナージを必要とする症例に遭遇した際は,その適応を十分に考慮すると同時に,最も適切なタイミングでドレナージを施行し,その後に適切なドレーン管理を行うことが肝要である.
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