特集1 救急医療のリベラルアーツ 救急医ルートの多様性と現実解【後編】
6.入省した救急医が見た行政官のリアル
原澤 朋史
1
Tomofumi HARASAWA
1
1厚生労働省 健康・生活衛生局総務課
pp.360-365
発行日 2024年1月25日
Published Date 2024/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3105200100
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医療を取り巻く環境は,日々,社会情勢の変化とともに変わっていく。そのようななかで,適切な医療が提供できるような体制を作るためには,どのようにすればよいのか。
医系技官は,医療の提供に関わる施策だけではなく,疾病の予防や,障害福祉サービス,治療と仕事の両立支援など,さまざまな施策の立案・運営に携わることができる,奥深い仕事である。本稿では,救急医としての筆者の経験をふまえて,医系技官の業務の一端を紹介する。読者の皆さんの参考になれば幸いである。
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