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病院の地震対策に向けて―E-ディフェンスを用いた震動実験
pp.357-360
発行日 2009年5月1日
Published Date 2009/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541101439
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大地震が起きた時,病院は機能を保持できるか? 2008年12月と2009年1月,病院を模した4階建て鉄筋コンクリート造りの試験体に地震動を加える実験が行われた.
兵庫県三木市の(独)防災科学技術研究所 兵庫耐震工学研究センターにある世界最大の実大三次元震動破壊実験施設,通称「E-ディフェンス」を用いた実験.文部科学省が2007年度から5か年計画で始めた「首都直下地震防災・減災特別プロジェクト」の一環だ.防災科学技術研究所が中心となり,国立保健医療科学院,東京農工大学と連携し,医療機関,建設関連会社,医療・情報通信機器メーカー等の協力を得て研究を進めている.
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