特集 STI/HIV
Part 1 STI:症状からのアプローチを中心に
3.淋菌,クラミジア—疫学,臨床像,診断と治療のポイント
嶋崎 鉄兵
1
Teppei SHIMASAKI
1
1杏林大学医学部付属病院 感染症科
pp.855-860
発行日 2024年10月1日
Published Date 2024/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103901209
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淋菌,クラミジアは,性感染症(STI)の治療を行ううえで,梅毒と並び遭遇する頻度の高い疾患である。泌尿器科や婦人科,感染症科外来などへ受診することが一般的だが,一般内科外来を受診する可能性もあり,プライマリ・ケア医,ホスピタリストが対応する機会も十分考えられる。症候学的なアプローチは他稿*1に委ね,本稿では,微生物別の疫学,臨床像,診断と治療のポイントを概説する。
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