特集 周術期マネジメント
【ミニコラム】閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)の周術期マネジメント—既知の患者,未診断の患者の術前評価と治療の最適化
八重樫 牧人
1
Makito YAEGASHI
1
1亀田総合病院 総合内科
pp.292-295
発行日 2016年6月1日
Published Date 2016/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900160
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閉塞性睡眠時無呼吸症候群obstructive sleep apnea(OSA)患者では,周術期合併症の発症率は2〜3倍1)である。一方,上気道以外の待機的外科手術を受ける患者の半数以上でOSAが診断されていない2, 3)という報告もある。
本稿では,既知のOSA患者の周術期管理に加え,未診断の患者でも,どのような場合にOSAを疑い,術前精査することが適切かを検討し,そのなかで,ホスピタリストの役割を提示する4)。
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