特集 感染症2
③免疫不全
1.免疫不全を疑うシチュエーション,および診断の進め方—まずは原発性 vs. 二次性を考える
小川 好子
1
Yoshiko OGAWA
1
1Center for Allergy & Asthma of Texas
pp.469-476
発行日 2017年9月1日
Published Date 2017/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900006
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感染症を治療するうえで,免疫が機能していない場合では治療方針も変わってくる。どのようなシチュエーションのもとで免疫不全を疑うか? 基本的には原発性と二次性に分けて考えるが,二次性の場合,基礎疾患の診断と治療が鍵となる。病歴や身体所見はもちろん,検査結果なども鑑みる。二次性のほうが頻度が高いため,これを除外したうえで原発性免疫不全を診断していくことになる。
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